今年の1月、滋賀県の竜王町にて、旅行者向けの新メニューの開発のお手伝いをする旅をしてきたのでそのレポをさせていただきます。
その名も近江牛発祥の地「滋賀竜王町」で学び、食す。近江牛を極める旅です!
滋賀は近江牛の産地。ちなみに読み方は「おうみぎゅう」「おうみうし」どちらでもいいそうです。
インバウンドも戻ってきましたし、国内外のお客様が喜んでくれるようなメニューを旅行関係者やインフルエンサーなどで考案しましたよ!
■まずは道の駅アグリパーク竜王へ
まずは地産地消のメニュー開発をお手伝いするため、道の駅「アグリパーク竜王」に到着。
料理研究家発案の地元食材を使ったアウトドア料理の実演、体験、試食会をしました。
野菜果物の名産地であるアグリパークでは6次産業(農産物などの地域資源を活用し、新たな付加価値を生み出す産業)も進んでおり、農作物で色々な物を作っています。
今回は地元の米粉の生地を利用し、地産地消の具材で作るピザと具沢山鍋を作りました。
肉や野菜がたっぷり入った豪華な鍋料理。体が暖まって美味しいです。
きりたんぽのようなお米の団子も入っているので腹持ちもよく、満足度が高いと思いました。
私達も料理を少し作らせて頂きました。
(左手前の草緑の服が蔵本です☺)
地元の野菜が色々入ったピザも完成。
野菜が新鮮で美味しいですし、焼き立てのピザはやっぱり美味い!!
その場で焼くので人気が出そうです。
■紙芝居で近江牛発祥の歴史を学ぶ
美味しい試食でお腹いっぱいになった後は、紙芝居で近江牛発祥の歴史を学びました。
地元の方が紙芝居で近江牛の歴史を説明してくださり、とても分かりやすかったです。
メニューを考えるとき、その食材について詳しく知っておくことはとても大事ですよね。
私も含め、メニュー開発に携わる人たちが真剣に紙芝居に聞き入りました。
■近江牛の有名店「岡喜(おかき)」へ
そしていよいよ近江牛の有名店「岡喜(おかき)」本店へ。
岡喜の公式ページによりますと
[「岡喜」は天保10年(1839年)初代庄七が牛馬商を創業以来、
時代背景の変遷とともに業態を変化させつつ、現在の牛肉肥育という形を育成してまいりました。
長年にわたり豊かな自然環境の中で、より美味しい近江牛つくりの為に、伝統の飼育技術をさらに磨いて皆様のご期待に応えたいと
日夜清励いたしております。]https://www.okakihonten.jp/about/
1839年から続く名店です。
見ただけで間違いない! 美しい牛肉です。
部位によって味や食感が違いますので、まずは食べ比べをさせていただき、近江牛の美味しさやその特徴を体感しました。
■インバウンド向け近江牛づくしコースメニュー
この度は「インバウンド向け近江牛づくしコースメニュー」というのを皆で考えて来ましたが、
その内容はというと…
近江牛すき焼き
近江牛焼肉
近江牛ユッケ刺身ロースト
近江牛鮨
近江牛サラダ
近江牛茶碗蒸し
近江牛茶漬け
…等々、まだまだあります。豪華絢爛です!
すき焼き用の近江牛。美しいです。
スタッフさんが割り下を注いでくれました。野菜もたっぷり!
近江牛の焼肉。ご馳走です。最高に美味い!
近江牛づくし。お口直しに少し鮮魚のお刺身などもあり、大変な豪華さです。
これなら国内・国外関わらず訪れた人々が満足していただけると思います。
■感想
なかなかの食べ応えのある1日でした。
しかし、あまりに美味しかったので「すき焼きにうどんを入れたかった…」等々、まだまだ欲深く考えてしまう今日この頃です笑
本当に美味しい物を食べた時は、後日「あれ美味かったな~今度は卵を二つ入れよう!」などと振り返りますよね。
近江の食べ物は、まさしく思い出しては「次に行った時も食べよう~」とニヤニヤしてしまう美味さです。
ぜひ滋賀県に行って近江牛や地元野菜の料理を楽しんでみてくださいね!
今回のようにメニューに関わらせていただけるのも旅行会社の醍醐味だと思います。
この有難さを忘れず、また美味しくて楽しいツアーを作っていきます!
チームトラベルクラモト
蔵本