2019年12月23日
去る9月5日(木)から9月11日(水)の7日間、『メドックマラソンと美食の街バスク』のツアーの添乗へ行ってきました。
関西空港よりエールフランス航空にてパリを経由し、ボルドーへ。
ターンテーブルの中心に大きなワインのボトルがあり、正にお出迎えをしてくれている様でした。
宿泊は9/7(木)のマラソン当日のスタート地点に少しでも近いところで、とのことでマルゴーへ。
今回宿泊のホテルは『Relais de Margaux』です。
2日目は早速ワイナリーの見学です. 名門オー・ブリオンが手掛けることで注目されるシャトー・カンチュスを見学致しました。
眼下に広がるぶどう畑を背に説明を聞き、その後は貯蔵タンクを見せてもらい、試飲へ。
その後サンテミリオンへ移動しそのまま昼食。
昼食後は街並み散策をしました。
その後ホテルへ戻る道中、リクエストによりシャトー・ペトリュスの外観写真も撮りました。
そして、こんなインスタ映えしそうな建物も・・・
ホテルへ戻り、いよいよマラソンのゼッケンが届きました。
ゼッケンの上の蛍光イエローの物は参加記念のTシャツです。
その後夕食へ行きましたが、さすがに翌日に備え皆様ワインは味見程度に抑えました。
いよいよ3日目、9月7日(土)は第35回メドックマラソンです。
スタート時間に合わせ朝食も6:00から食べることが出来ました。
今回の仮装の衣装に着替えていよいよスタート地点のポイヤックへ向けて出発! 今年の仮装のテーマは『スーパーヒーロ』
本ツアーでは参加者の皆様と決めてピカチュウの仮装をすることになりました。
いざスタート地点へ行くと、仮装のテーマがテーマだけにスーパーヒーローの大集結の様な風景です。
そんな中で一番多かったのはスーパーマン、マリオでしょうか…
中には仮装なのか山車なのかわからないのも有りました。
又、スタート前には仮装プレゼンテーションもあり、スタート前の待ち時間も存分に楽しめました。
こんな宙吊りパフォーマンスも有りました。
そして9:30スタート!
スタートから5km地点まではなかなか進めないのはどのマラソン大会も同じです。
いよいよぶどう畑とシャトーを見る様になると、メドックマラソンを走ってるな~と実感できるようになりました。
そして、名物のワインの給水! 本気で飲むのは危険なので、なめる程度でも雰囲気は十分味わえます。
場所によってグラスに入れられているところもありました。
バンド演奏も有りました。
コース沿いのぶどう畑はこんな演出も・・・
そしてランナーみんなが仮装しているのでお互い写真を撮ったり、お互いのキャラクターを呼んだり、 又はゼッケンに名前が載っているので気軽に呼び合ったりしながら、国境を越えてランナー同士でも盛り上がれました。
そしてこんなこともしてました。
フルマラソンは後半、特に30km過ぎた頃にしんどさや足の痛さとの格闘で「ゴールまであと何km…」と考えがちですが、 この大会は終盤(37km地点位)に牡蠣やステーキが出てきたり、ワイン給水が出てくる広いところでは歌ったり踊ったりし出すランナーグループが居たり… 何だかんだで格闘は全くなくむしろ楽しく感じてるままゴールを迎えることが出来ました。
全員完走!メダルと完走記念の木箱のワインをもらい、走り終わってからも余韻に浸ってました。
完走直後に感じたこととして、メドックマラソンはマラソン大会というより、メドックのシャトーや町全体挙げてのお祭りの中を仮装して走るマラソンと言ったイメージで、記録を狙うものではなく6時間30分の制限時間の中でマイペースで楽しみながら走るものだと思いました。
一旦ホテルに帰り、夜はワインテイスティングもあるパーティーです。
メドックマラソンが終わった翌日の4日目、ボルドーの駅からTGVにてフレンチバスクのビアリッツ駅へ。 その後バスに乗り、国境を越えてスペインへ、 美食の街サンセバスチャンにて旅の後半を過ごします。 ホテルに着き、荷物を部屋に置いてまもなくバル街へ。
一通り案内した後そのまま全員でいつも必ず行く『GANDARIAS』へ一番に入りました。
次に入り口のトマトの山に惹かれて初めて入った店。
このトマトはオリーブオイルと塩だけの味付けでしたが、トマトそのものの美味しさが良く出ていて幾らでも食べられる一品です。
イワシもさっぱりしていて美味しかったです。
その後もまだ3件行きました。
5日目、この日はサンセバスチャンで終日フリータイムです。
ここへ来ると朝海岸沿いを走るのが楽しみなので、早速走りに出ると…やっぱり参加された方の内の1人とばったり会いました。
このころにはメドックマラソンの疲れも落ち着いたころですし、海沿いを走ろうというのはみんな一緒なのでしょうか。
朝食時に急に数名からゲタリアへ行きたいとのリクエストがあり、全員ではありませんが行ってきました。
サンセバスチャンからは路線バスも出ていますが、タクシーでも40~45ユーロ位(約30~40分)で行けます。
ゲタリアは人口3000人弱の港町ですが、新鮮な魚介を求めて多くの観光客が訪れます。
中でも名物は魚の炭火焼!
予約無しでへミシュラン一ツ星の『ELKANO』へ行こうとしたものの、やはり満席でした。
そのかわりELKANOにて「ここにいったらいいよ。」と教えられた店へ行きました(笑)
チャコリと共に炭火焼を待つ間に色々頼みましたが、中でも前菜で頼んだタコのカルパッチョは絶品です。
炭火焼の食材、焼く前を見せてもらいました。
炭火で焼いた香ばしさが素材の味を引き立てます。
店を出てから焼いている様子を見ることが出来ました。
その後、少し散策もしました。
サンセバスチャンへ戻ってから、前日に引き続きバル巡りを楽しみました。
この日も初めて入ったお店が2軒あります。
ムール貝の『La mejillonera』
色々アレンジしたムール貝を楽しめます。
えびの炭火焼きが美味しかった『txalupa』
その後、この日も『GANDARIAS』とトマトが美味しい『Seura』へ行きました。
日、月曜日は閉まっているバルが多いため、行けるところが限られてしまうのですが、この2軒は2日続けて行っても飽きないどころか2日続けて行ったからこそ思い残すことなく締めくくれました。
そんなこんなで翌日には帰国です。
ワイン街道を駆け抜けて銘醸を堪能し、美食の街は隅から隅まで歩いて自慢の逸品を食べ尽くす・・・
そんな7日間はあっという間でした。
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