Day1　「不死鳥の寺」と称される「三井寺」の誇れる伝統と品格

京都駅でゲストと合流して京都の隣県である滋賀県へ。風情ある街を送迎車で走らせて約30分、目的地の「三井寺」へと向かいます。

＜特別文化体験＞ 由緒ある古刹で行う、日本仏教界の威厳を感じる文化体験プログラム

【三井寺】

滋賀県を代表する由緒ある古刹「三井寺」は、創建から約1200年の間に多くの戦乱に巻き込まれたものの、一度も途絶えることがなかったため「不死鳥の寺」とも称されています。また国宝64点、重要文化財720点を所有し、長い歴史と同様に格式の高さも際立ちます。今回はこちらのスポットで貴重な文化体験をご満喫ください。「名勝史跡の庭で行う座禅」「過去にたった1度だけ公開された三重塔の見学」「観音堂での護摩祈祷」「祭事の演者しか上がることのできない観月舞台への登台」など、ツアー参加者だけの特別なプログラムが勢揃い。興味のある内容を自由にセレクトし、体験を通じて日本仏教界の威厳を満喫いただきます。

• この体験をさらに詳しく知る

【和空　三井寺】

体験を終えたら、三井寺境内にある「宿坊 和空三井寺」にチェックイン。約800㎡のスペースとゲストルームを独占できる、一日一組限定＆一棟貸しのプレミアムなおもてなしで旅の疲れを癒してください。インテリアデザインは建築家の鄭秀和氏がプロデュースし、和の伝統文化がそこかしらにあしらわれたモダンなテイストで統一。仏間には、大日大聖不動明王像が安置されており、宿坊ならではの凛とした空気も流れています。夕食はゲストのリクエストに応じて注文できる多彩なプランを揃えています。仏教の戒律に基づいた精進料理のご提供、寿司職人のケータリング、有名割烹の仕出し料理のご手配のほかに、滋賀県を拠点に活動する気鋭の料理人集団「日本庖丁道 清和四條流」による、演舞付き特別夕食などご希望に応じてご用意致します。

Day2　茶師十段、プロフェッショナルとともに振り返る日本茶の歴史

【三井寺　観音堂、頓宮大茶園】

ツアー2日目の朝は「三井寺　観音堂」での勤行体験からスタート。早朝の清々しい空気の中で何千年も受け継がれている伝統的な儀式を僧侶たちとともに行います。堂内の如意輪観音に手を合わせ、読経をあげて礼拝をすれば誰もが心穏やかな気分に。勤行の後は朝食を済ませ、送迎車で「頓宮大茶園」へと移動します。

こちらは丘陵地に形成された広大な茶園で、初夏には一面が緑豊かな風景に包まれます。かつて滋賀県の比叡山に延暦寺を開いた高僧・最澄が、修行先の唐（現在の中国）より持ち帰った茶の種子を植えたことから始まった日本茶の歴史。そんな背景もあり、滋賀県では古くから茶の産地として栄えてきました。里山ののどかな環境の中で生まれる伝統産業の原点を茶師十段位の資格を持つ、吉永健治さんがご案内いたします。

【ほうじ茶体験】

茶園にも同行してくださった吉永さんが代表を務め、100年以上に渡って暖簾を守り続ける「近江茶丸吉」に立ち寄って、ほうじ茶体験をお楽しみください。体験ではまず、いくつかのほうじ茶を飲み比べて、淹れ方で大きく変わる味の違いを実感していただきます。そして、吉永さんのアドバイスを受けながら、ゲスト自ら茶葉を焙煎してオリジナルブレンド茶づくりに挑戦しましょう。焙煎の度合いで変化する茶葉の香りや色合いを確認しつつ仕上げたら、できたての美味しさをほうじ茶スイーツとともにお召し上がりください。なお、完成したブレンド茶は袋につめてご進呈いたします。

• このツアーで旅をした紀行文を読む
• この旅についてさらに詳しく知る

お問い合わせ