Day1　ここでしかできないオンリーワンの魅力的な体験が勢揃い

【渦潮体験、すし一】

複数の海峡をクルージングボートで抜けていく、約90分間の船上の旅「オリエンテーション・クルーズ」。最大の目的は世界屈指の規模を誇る鳴門の渦潮鑑賞です。周辺海域の干満差で生まれる大自然のアートは迫力満点で、間近で楽しめるのは日本でもここだけ。ボートは世界のトップメーカー「SeaRay」社のエレガントなモデルをセレクトしているので、エキサイティングな瞬間もありますが乗り心地は抜群です。

帰港したら昼食にご案内。訪れるのは鳴門の名店として多くの食通をうならせてきた「すし一」です。創業以来、鳴門近海で獲れた魚介類をメインに扱い続け、旬の新鮮なネタが常時並んでいます。鯛、ヒラメ、カレイのほかに、春のサワラ、夏のハモといったご当地感あふれるネタも絶品です。カウンター席に腰掛けて、お任せのにぎり寿司をご賞味ください。

 

 

【藍染体験、ホテル祖谷温泉】

食事を終えたら「本藍染矢野工場」に移動して、徳島県で古来より伝わる伝統技法・藍染の制作シーンを見学させていただきます。化学薬品は一切使わず、自然栽培の葉を発酵させた染料をベースにした色合いは、別名を「ジャパン・ブルー」とも呼ばれ、世界のアパレルメーカーやデザイナーが注目する存在です。今回は代表の矢野藍秀さんから直接お話しを聞くだけでなく、実際に藍染体験に挑戦してその魅力に迫ります。ハンカチ、スカーフから木材・皮加工品まで、染めるアイテムは持ち込み可能。職人の指導のもとで、お土産に最適なオンリーワン作品を手がけてみましょう。

工場を後にして、今宵の宿「ホテル祖谷温泉」へ。渓谷の景色が周囲を包むロケーション、渓谷美を鑑賞しながらロープウェイで下っていく露天風呂、和モダンの洗練された客室のすばらしさはさることながら、地元産の季節の恵みが並ぶ夕食も評判です。

 

 

Day2　見どころたくさん。山奥の秘境で過ごすリラックスな時間

【祖谷散策　旧喜多家】

宿をチェックアウトし、ツアー2日目の最初に向かうのは日本三大秘境のひとつ「祖谷」です。川を挟んで両岸を結ぶ長さ45mの「祖谷のかずら橋」がシンボルで、植物を材質にした不安定な吊り橋は実際に渡るとスリル満点。川の蛇行する様子が一望できる「ひの字渓谷」、大断崖に立つ「小便小僧」をはじめ、ほかにも見どころがたくさんあります。また国の重要伝統的建造群保存地区に選定された、山村の原風景を一望できる「落合集落展望所」にも立ち寄ります。

昼食は「旧喜多家」でいただきます。歴史ある武家屋敷を改装した店内は、囲炉裏が備えられた昔ながらの雰囲気。山菜の天ぷら、手打ち蕎⻨とともに、みそだれで味付けした郷土料理「でこまわし」もお召し上がりください。食後には、料理を手がけた都築麗子さん自らが唄う、素朴な祖谷⺠謡を聞いて郷土の文化にも触れてください。

 

 

＜特別文化体験＞ 人々を豊かにする文化・芸術「人形浄瑠璃」のすばらしさを実感

【人形浄瑠璃鑑賞】

三味線の伴奏に合わせながら3人1組で人形を操り、物語を創り上げていく人形浄瑠璃。手足に加えて、目・眉毛・口などを動かして喜怒哀楽を表現する人形芝居は世界でも類がなく、16世紀末ごろに誕生したといわれています。徳島県はこの人形浄瑠璃が国内でもっとも盛んに行われている県で、人びとを豊かにする文化・芸術として根付いています。各地域には専用の農村舞台（浄瑠璃を披露する野外の舞台設備）がいくつか現存。その中で今回は「犬飼農村舞台」を貸し切り、ツアー限定の特別公演を開催します。見応えのある演目や、襖カラクリという貴重な演出を鑑賞できるのはもちろん、公演終了後には実際に人形に触れたり、舞台裏を見学できる機会もご用意。受け継がれてきた民俗芸能のすばらしさを、体験を通じて実感していただきます。

• この体験をさらに詳しく知る

 

 

• このツアーで旅をした紀行文を読む
• この旅についてさらに詳しく知る