Day1　豊かでうるおいのある恵まれた鳥取の魅力を心から実感

【天空の滝見学・里山ランチ】

集合場所の鳥取駅までお車でお迎えに行き、ツアー最初の目的地である智頭町へと移動します。昼食をいただく「山菜料理　みたき園」は、渓谷や森林に囲まれた自然があふれる環境に佇んでいます。ノスタルジックな茅葺小屋で味わえるのは、ミシュランガイドでも高い評価を集めた絶品のメニュー。自家製山椒味噌で味付けした焼魚、放し飼いのニワトリが産んだ新鮮卵を用いた料理などが並びます。

食事の後は徒歩でアクセスできる「天空の滝」へ。見上げる岩山から水が勢いよく放流される、迫力のシーンとともに周辺に広がるのどかな日本の原風景もお楽しみください。

 

 

＜特別文化体験＞ 白磁作品を発表し続ける巨匠との特別なふれあい

【石谷家住宅貸切+白磁作家（人間国宝）とのプライベートセッション、麒麟獅子舞い観賞】

次は国の重要文化財である「石谷家住宅」に訪れます。こちらはかつての大庄屋・石谷伝四郎の自邸で、約3000坪の敷地内に40もの部屋数を誇る近代和風建築の傑作です。

今回はこちらを貸し切り、陶芸作家の前田昭博先生をお招きしてプライベートセッションの機会を設定しました。前田先生は透明感と柔らかい丸みを持った白磁作品を発表し続ける巨匠で、国内外で数多くの受賞歴を誇ります。その功績が認められ、2013年には人間国宝に認定されるなど、名実ともにアジアを代表するアーティストの一人です。貴重なふれあいの中で、白磁に対する熱い思いや作品のこだわりを聞くなど、特別な時間をお過ごしください。

さらに土間では鳥取が誇る日本遺産、麒麟獅子の演舞も披露。幸福を届ける芸能として親しまれる伝統文化をご鑑賞いただけます。

 

 

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【三徳山三佛寺、やど紫苑亭】

人間国宝とのまたの再会を約束しつつ向かったのは「三徳山三佛寺」です。約1200年前に創建した寺院は、標高900mの山内に境内があるという珍しいロケーションが特徴。現在はその危険度から直接のご参拝は禁止されている、絶壁の窪みに建てられた「投入堂」は遠望できる展望所から手を合わせてご利益をいただきましょう。

今宵チェックインする「やど紫苑亭」は、湧出する皆生温泉が堪能できるラグジュラリーなホテル。客室は専有面積が100㎡を超える広々とした設計で、ゆったりと旅の疲れを癒すことができます。食事には契約農家の野菜、日本海で水揚げされた活魚といった地元産の厳選食材に加え、キャビアやトリュフもチョイス。贅を尽くした和食メニューは海外のゲストからの評価も上々です。

 

 

Day2　受け継がれる伝統と歴史が学べる貴重な体験が勢揃い

【宿坊 山楽荘、大山寺阿弥陀堂】

午前中はホテルでご滞在していただき、昼食のお時間にあわせて「宿坊 山楽荘」へ。こちらは400年以上の歴史をもつ宿坊で、山麓の静かな場所に立地しています。提供するのは、仏教の戒律に基づいた精進料理です。用いる食材は野菜や穀物が中心ということもあって、味わえば心身を調えるとされています。

昼食を終えたら長い石畳の階段を上がり、御本尊の阿弥陀如来と2体の菩薩が出迎えてくれる「大山寺阿弥陀堂」をご参拝。御住職の説法を受けた後、オプションで約30分間の座禅の体験を行なっていただきます。静寂の中で自分自身と向き合い、精神を統一すれば誰もが無の境地に浸れることでしょう。

 

 

【アジア博物館・井上靖記念館、コミュニティコットンフィールド、弓浜かすりの制作体験】

今ツアーでは鳥取の歴史や文化を学ぶスポットへも立ち寄ります。

「アジア博物館・井上靖記念館」では、古くからアジア各国と交流してきた、鳥取の足跡が分かる貴重な資料などを展示公開。館内では、弓浜絣工芸士の田中博文さんから無形文化財・弓浜かすりに関するレクチャーも受けることができます。

次に約2haもの広大な綿花畑「コミュニティコットンフィールド」を見学し、「工房ゆみはま」に出向いて弓浜かすりの奥深さに迫ります。工房ではコースターづくりに挑戦しましょう。縦糸と横糸を織り機にセットし、丁寧に織っていく工程は緻密で繊細。熟練職人のもとでアドバイスを受けつつ作業を進めて、鳥取で受け継がれる伝統工芸の魅力に迫っていただきます。

 

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